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自毛植毛手術の際に、後頭部の毛根の採取と植毛方法にはFUE法とFUT法、DHI法の3種類があります。
これらは植毛で後悔しないために一番大切な知識なので、是非ともここで押さえておきましょう!

FUT法とFUE法、DHI法の違いは「切るか切らないか」と「刈るか刈らないか」

FUT法は後頭部の皮膚を切除して大量の毛根を採取する方法


まず、FUT法は後頭部の皮膚の一部を切り取って毛根を一括採取する植毛手術方法です。

皮膚ごと切り取るので大量の本数の植毛が可能で、かつ手間が省けるため手術費用が安いのですが、後頭部に皮膚を縫い合わせた傷跡が残るという大きなデメリットがあります。

となると、後頭部を刈り上げる髪型にした時に「あれっ、FUTで植毛しちゃったのかー💦」と植毛経験者や植毛を検討している人にはバレてしまいます。

今後、日本で植毛手術が普及してきた際には、異性にもバレやすくなる手術方法になってくるかと思います。

また、メスを使う手術なので、手術後に長期間の痛みがあるのも覚悟しておく必要があります。

なお、私達の植毛ツアーでは基本的にはFUT法はやっておらず、日本よりもずっとお手軽な費用でFUE法(皮膚を切らない手術)を受けられますが、手術費用が安いだけで国内のFUT法を選ぶとかなりの確率で後悔すると思いますのでご注意を

FUE法は後頭部からまんべんなく間隔を空けて毛根を1つずつ採取する方法


次に、FUE法は後頭部にある健康的な毛根を1つずつ丁寧に専用器具でくり抜いて採取する方法です。

先程お伝えしたFUT法のように後頭部の皮膚の一部をメスで切り取るのでなく、後頭部の皮膚からまんべんなく間隔を空けて毛根を採取するため、縫う必要がなく傷も非常に目立ちにくいというメリットがあります。

 

FUE法での手術跡がどのくらい目立ちにくいのかというと、👇のFUE法での手術直後の写真とその1週間後の写真を見れば一目瞭然です。

【手術後】

 

【手術1週間後(ツーブロックに散髪済み)】

 

どうでしょうか?

どこから毛根を取ったのかすら、凝視しても全く分からないかと思います。

さらに、FUE法はFUT法のように皮膚を切り取ることはないため、手術後の痛みや体への負担も少なく回復も早いのが特徴です。

ただし、この手術方法は技術力が必要なのと手間がかかるので、FUT法に比べて費用が割高です。

特に植毛専門医が不足している日本で手術をすると費用がとてつもなく高額になるため、「国内で手術をしたいから安いFUT法にしようかな💡」と安易な決断をすると大後悔します

なお、採取した毛を植毛部分に植え付ける際は、FUT法とFUE法ともに1つずつ植えていきますのでご安心を。

次は、絶対に坊主にしたくない方のための「DHI法」についてお話ししてきます。

DHI法は坊主頭にしたくない方のための「植え付け」技術


先程のFUT法とFUE法には「毛の生えた皮膚を切り取るか」それとも「毛根を1つずつくり抜くか」の毛根の採取方法の違いはありますが、両方ともツルツルにハゲていない限り植毛する部分を刈り上げなければなりません。

そうしないと、植毛する場所にまばらに生えている髪の毛が邪魔になって、それらの毛と毛の間へ毛根を植え付けるのが困難になってしまうからです。

そこで登場するのがこの「DHI法」です。

おそらく日本国内のクリニックではやっていない植毛方法なので聞いたことがないと思いますが、この「DHI法」は後頭部から採取した毛根を専用の注入器に入れて、伸ばしたままの髪の毛の合間に毛根を植え付ける方法です。

 

この「DHI法」だと植毛場所を刈り上げる必要がなくなるので、帽子やウィッグをかぶったりして、しばらくの間刈り上げた部分を隠す必要がなくなります。

髪が伸びるまで自宅にこもりっきりにならずに社会生活にすぐに戻れるメリットが大きいので、坊主頭に抵抗感のある方や女性に選ばれている植毛方法です。

なお、ドナーである後頭部の一部分については毛根を採取するために剃る必要がありますが、後頭部についてはいくらでも隠す方法があるためご安心を!

剃った頭皮の『隠し技』について

この後頭部の剃った場所を隠す裏技については、
自毛植毛の際は後頭部を刈り上げて、はげしいツーブロックや坊主にしなければいけないのか問題
で詳しく説明しているのでご参考になれば嬉しいです。

この「DHI法」も私達の植毛ツアーでやっているので、興味や疑問がありましたら👇の公式LINEにてお気軽にご相談ください。

FUT法とFUE法、DHI法の「痛さ」に大差はない


ここでおそらくあなたも、
「なるべく痛くない手術がいいな…FUT法は明らかに痛そうだから置いといて、FUE法とDHIどっちがいいのかな?」
と疑問になったはずだと思います。

正直、FUT法とFUE法、DHI法の手術の痛みの差はないです。

私達の植毛ツアーでは、一番最初に針のない『圧力注射』で、頭部に痛みの一切ない麻酔をかけます

その後、段階的に部分麻酔をしていくので、どの手術方法を取っても痛みはほとんどないのです。

私(当記事の筆者)も一番刺激を感じやすい口回りの『ヒゲの植毛』にも挑戦しましたが、その11年前に行った『ヒゲのレーザー脱毛』の方が10倍痛かったです😭

手術後については、1~2日程度は頭に少しチクチクする感じがある方もいますが、病院から渡された痛め止めを飲めば大丈夫です。

自毛植毛について不安が残るあなたは、まずはお気軽にご相談を!


上記で、FUT法とFUE法、DHI法の植毛方法の違いと、そのいずれの方法でも圧力注射を使うので痛みが一切ないことをお伝えしてきました。

しかし、個別具体的な状況や悩みについてはこの記事では触れられないため、少しでも不安や疑問を持たれたあなたは👇の公式LINEからご相談ください。

あなたの不安や疑問が少しでも払拭されることを願っています。

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