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自毛植毛では、しっかりした毛根のある後頭部の毛を採取して、あなた自身のはげた部分に移植します。

ということは、植毛手術の際に後頭部の一部分を剃らなければならず、その剃った部分の毛が伸びる間、その部分を隠して生活する必要があります。

ほんの数週間の我慢とはいえ、なんか凄く不安ですよね。

でもご安心を!

必ずしも後頭部を刈り上げたツーブロックや坊主にする必要はなく、剃った場所の『隠し技』があります

ここでは、あなたの不安を払拭すべく、私(当記事の筆者)の後頭部の写真も踏まえて、植毛直後でも絶対にバレない『裏技』について伝授していきます。

脇毛やスネ毛、ヒゲ、陰毛などのムダ毛を使って自毛移植することは出来ない


あなたもこんな疑問を持ったことはありませんか?

「脇毛やスネ毛、ヒゲ、陰毛などのムダ毛をレーザ脱毛してしまうくらいなら、薄毛部分に植えた方がいいんじゃないの?」

不要な毛を必要な部分に移植する。
極めて合理的な話です。

しかし、頭部の自毛植毛には健康的でしっかりとした毛根が必要で、そのような信頼性と定着率の高い毛根は後頭部にあります。

後頭部以外の脇毛やスネ毛、ヒゲ、陰毛、胸毛などの毛根を使ってしまうと、後頭部の毛より貧弱であるため、毛根の頭皮への定着率を下げてしまいます。

しかも、髪の毛は長く伸びるタイプの毛であるため、このような短毛な毛を植毛してしまうと極めて不自然な髪型になってしまうのです。

よって、このような後頭部以外のムダ毛などの毛根を自毛植毛で使うことはほぼありません。

この後頭部の毛根を使うことが必須で、そのために後頭部の一部を剃り上げたり剃ったりする必要があるという前提を踏まえて、その部分の隠し方についてお話します。

剃った部分の隠し方のバリエーションは実は豊富(マッシュ系やツーブロックなど)

後頭部の毛を必要以上に刈り上げたくない場合

まずは👇の動画をご覧ください。

 

どうでしょうか?

後頭部を刈り上げたりツーブロックにしなくても、頭頂部の少し後ろを十分に伸ばしたりマッシュ系の髪型にすれば、後頭部の刈り上げ部分がスッポリと隠れて見えなくなってしまうことがお分かりいただけましたでしょうか?

頭頂部とその少し後ろあたりの伸びた毛が「カーテン」のように刈り上げ部分を隠してくれるのです。

なお、先程の動画の後頭部の剃ってある部分は時間がたてば普通に毛が生えて、毛根を採取したのが全く分からなくなります。

ツーブロックなどの短髪にしても全くバレない

普段ツーブロックなどの短髪にしている方でも、植毛手術をする前に少し後頭部の髪を伸ばしておいて、手術後1~2週間後に後頭部を刈り上げれば全くバレることはありません。

👇の私(当記事の筆者)の植毛前後の写真をご覧ください!

毛根のドナーである後頭部に、目立った傷などが全く残ってないですよね💡

【手術後】

 

【手術1週間後(ツーブロックに散髪済み)】

 

ところが、次のような場合はどうしても坊主にする必要があります。

坊主にしなければならない場合もある

自毛植毛の移植に使われる毛根を採取するためには、ドナーである後頭部の一部分を手術時に必ず剃らなければなりません。

先程お伝えした『裏技』は、その剃った場所をしばらく隠すためにあります。

一方、植毛先(毛根を植え付ける場所)については刈り上げる必要はあるのでしょうか?

答えは、その方のハゲている部分の毛の密度次第です。

例えば、全く毛が生えていないM字ハゲの部分だけに植毛するのであれば、👇のような感じに植毛する場所の周りの髪の毛を伸ばしたまま(坊主頭にしないで)、後頭部から採取した毛根を頭皮に植え付けることが可能です。

 

そして、後頭部の毛根を採取した場所については、先程お伝えした『裏技』で隠して毛が伸びるまで待ちます(髪型によりますが1週間~数週間程度)。

他にも、髪の毛が植毛手術の邪魔にならないようなヘアスタイルの方や、薄毛がかなり進行している方の場合は、後頭部の一部分だけを剃れば他の部分は手術の邪魔にはならないため、坊主頭にする必要はありません。

ところが、髪の密度やボリュームを出すために髪と髪の間に植毛をする必要がある場合は、坊主にしなければなりません。

そうしないと植毛する場所にまばらに生えている髪の毛が邪魔になって、それらの毛と毛の間への植毛が困難になってしまうからです。

自毛植毛で髪の密度を上げたかったり、ボリューム感を出したいあなたにとっては、ちょっと困った話ですよね💦

ここで、「どうしても坊主頭にだけはなりたくない!」という方のための自毛植毛方法もあります

どうしても坊主頭に抵抗感のある方や女性には「DHI法」という植毛する部分を刈り上げずに済む植毛方法がオススメ


どうしても坊主頭に抵抗感のある方や女性には、坊主頭にしなくても植毛できるように開発された「DHI法」という自毛植毛方法をオススメしています

この方法であれば、植毛専用の注入器の中に後頭部から採取した毛根を入れて、伸ばしたままの髪の毛の合間に毛根を植え付けることが可能です。

ただし、この場合もドナーである後頭部の一部分については、毛根を採取するために剃り上げる必要があります。

この後頭部の刈り上げた部分については、先程お伝えした『裏技』で隠しましょう。

DHI法やFUE法、FUT法の違いとは?

先程お話ししたDHI法については、
自毛植毛FUTとFUE、DHI法の違いを「世界一分かりやすく」徹底解説してみた
で詳しく説明しているのでご参考になれば嬉しいです。

自毛植毛について不安が残るあなたは、まずはお気軽にご相談を!


上記で、後頭部の剃った場所(毛根を採取した場所)の『隠し技』や、その毛根を植え付ける場所(薄毛部分)を坊主にするかどうかの判断基準、そしてどうしても坊主にしたくない方のための「DHI法」という自毛植毛技術があることをお話ししてきました。

しかし、個別具体的な状況や悩みについてはこの記事では触れられないため、少しでも不安や疑問を持たれたあなたは👇の公式LINEからご相談ください。

あなたの不安や疑問が少しでも払拭されることを願っています。

あわせて聞きたい『薄毛のウラ話』

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